写真インディペンデンス展2009 |
trembling memories |
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deta |
2009.07制作 |
コメント&コンセプト |
| 文学的な表現ではなく、僕は人格や世界等、水面に映った月と同程度の確かさしか無いのではないか、と思う。 触れる事も出来ず、絶えずゆらぎ、正体はおろか実在さえもつかめず、些細な事でその姿は見えなくなる。 少なくとも僕の生きているこの世界では、そうだ。 今、独りで居るこの瞬間に、貴方の存在は如何程か。 僕のちっぽけな脳の、微細な神経の、微かな火花以上のものが、本当に存在するだろうか。 人の感じるリアリティは、リアルからは遊離している。 それは別に、ヴァーチャル・リアリティが席巻する現代だから、ではなく、人は、もともとそういった存在なのだろうと思う。 ヒトが、60兆の細胞膜に包まれたチェンバーの中で夢を見るだけの存在だとしても、僕はそれを悲劇的な事だとは思わない。 |
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